
2023年のWBC(ワールドベースボールクラシック)では優勝候補として、スポーツベットでは1番人気だったドミニカ共和国。しかし3月16日のプールD最終試合において1次リーグの2位通過をかけたプエルトリコ戦で敗れました。
ドミニカ共和国が1次リーグ敗退
多くのブックメーカーが優勝候補としていたドミニカ共和国が、3月16日の対プエルトリコ戦で2−5と敗北し、プールDにおける1次リーグ敗退となりました。
プールDではすでにベネズエラが4戦全勝で1次リーグを通過し準々決勝への進出を決めており、2位通過をかけて2勝1敗同士のドミニカ共和国とプエルトリコが対戦しました。
プエルトリコは3回に先頭のバスケス(ツインズ)がクエト(マーリンズ)から本塁打を打ち、さらに4人の打者がドミニカ共和国の2人の投手から連打を放ち合計4得点をあげました。
その3回裏にはドニミカ共和国が1点を返し、5回に両チームが1点ずつ取り合いましたが以降は投手戦に。プエルトリコは8人の投手をリレーさせる形で逃げ切り、優勝候補のドミニカ共和国を破って準々決勝への進出を決めました。
プエルトリコチームとは?
プエルトリコは今大会では各ブックメーカーでは4番人気と強いチームであることには変わりありません。ただし1次リーグを全勝で勝ち抜いた日本と強豪チームのアメリカ、そして優勝候補だったドニミカ共和国の3強に次いでオッズは10倍台と、それほど重視はされていなかったことがわかります。
プエルトリコチームは直近の2大会は決勝でアメリカとドミニカ共和国に敗れ準優勝に終わっています。今大会では次のようなスター選手を揃えています。
- ハビアー・バエス(2017年大会で準優勝を経験)
- ホセ・ベリオス(MLBの第一線で活躍)
- キケ・ヘルナンデス(MLBの第一線で活躍)
- マーカス・ストロマン(2017年大会で優勝したアメリカ代表)
- エドウィン・ディアス(昨季MLBのレギュラーシーズンで100勝以上を挙げたメッツの守護神)
ただし対ドミニカ共和国戦で3者連続三振を奪ったE・ディアス投手が、試合終了直後の歓喜の輪の中で右脚を痛め車椅子でベンチへ。優勝に向けての試合にどう影響するかが心配されます。
日本チームは準々決勝へ
3月16日は日本チームが準々決勝でイタリアと対戦します。イタリアは多くのスポーツベットでオッズが100倍台と、決して怖い相手ではありません。しかしドミニカ共和国の例もあるので安心できる相手ではないと言えるでしょう。
準々決勝ではすでにキューバがオーストラリアを4−3で破り決勝ラウンドへの進出を決めています。キューバもプエルトリコと同オッズのチームで強敵です。
プールCではメキシコとアメリカが準々決勝への進出を決め、これで準々決勝で対戦するチームすべてが確定しました。イタリア以外はみな強豪ばかりと、日本の優勝までは気が抜けません。
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