競馬映画

『おすすめ競馬映画3選』胸が熱くなる!感動間違いなし

JAPANBETSライター | 02 / 12 / 2020

競馬は人間と馬が一緒となって競技するスポーツ。人馬一体となったレースを見るたびに、毎回熱い気持ちになりますよね。

そんな競馬をテーマにした映画は数は多くありませんが、世界中には名作があります。実在した馬や実際のレースを基に作られているノンフィクションが多く、自然と感情移入しやすく感動してしまう作品ばかり。

競馬レースを観るだけでは知ることが出来ない、隠れたストーリーや競馬にまつわる知識が増えたりなど、競馬好きなら観て損はしません。むしろ次から競馬をより楽しめるようになるんではないでしょうか。

今回は絶対に観てほしい競馬映画作品をピックアップしてみました。感動間違いなしの競馬映画3選をご紹介します!

 

『シービスケット』感動の実話!名馬が結び付けた人々の出会い

1930年代、大恐慌時代のアメリカで活躍し、国民的人気を誇ったアイドルホース・シービスケットのストーリー『シービスケット(Seabiscuit)』。

キャリア初めのころはあまり結果が出ない馬でしたが、徐々に力をつけていくと、勝利とレコードタイム樹立を繰り返すなど覚醒。1対1のマッチレースを数多くこなし、特に三冠馬ウォーアドミラルとのマッチレースは「世紀の対決」と呼ばれるほどの注目を集め、全米的な人気を獲得することになります。

そんなシービスケットと、彼を取り巻く人々の機微を描いたヒューマンドラマです。原作はローラ・ヒレンブランド著の同名ノンフィクション小説。

主人公ジョニー・ポラードを演じるのは、スパイダーマン役で知られるトビー・マグワイア。シービスケットのオーナー・ハワーズ役にはジェフ・ブリッジズ。シービスケットの調教師トム・スミス役にはクリス・クーパーと、渋めの出演者が揃っているところが、たまりませんね。

この映画の特徴は、登場人物たちの苦労や葛藤が事細かく描かれていること。登場人物それぞれの苦労があり、3人が出会い、シービスケットと出会い、栄光と挫折を繰り返しながらも生きていく…。

度重なる不幸や逆境にも負けずに、復活するシービスケットや人々の姿に、自分の境遇を重ねる人も多いでしょう。見る人の胸を打つこと間違いなしの作品です。

映画を見たあとは、原作も是非手に取ってみてください。より濃厚に描かれていて、映画がさらに面白く感じられること間違いありません。

  • 監督/ゲイリー・ロス
  • 出演/トビー・マグワイア、ジェフ・ブリッジズ、クリス・クーパー
  • 2003年公開

 

『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド』ディズニーが贈る、日本劇場未公開の隠れた名作!

「史上最強馬」と呼ばれ、「20世紀トップアスリート」に競走馬で唯一ランクインを果たすなど、数々の伝説をもつ奇跡のサラブレッド・セクレタリアトのストーリー。

そんなセクレタリアトと、オーナーブリーダーであるペニー・チェナリーとの実話を基にした作品『セクレタリアト/奇跡のサラブレッド(Secretariat)』です。

1973年のアメリカ三冠馬であり、他にも数多くのレースに勝利しました。着差や勝ちタイムなど、今後も破られないのではないかと言われる、いわゆる「アンタッチャブル・レコード」を数多く所持するなど圧倒的な成績を残しています。

監督は映画「パール・ハーバー」のランダル・ウォレス。主人公・ペニーを務めるのは、「運命の女」で知られるダイアン・レイン。セクレタリアトの調教師・ルシアン役は、「ジョン・マルコヴィッチの穴」等で知られる奇才、ジョン・マルコヴィッチが務めています。

舞台は、ヴァージニア州の競走馬生産牧場「メドウ・ステーブル」。病に倒れた父・クリスに変わり、牧場経営することになったペニー。素人の彼女が、ルリアンと出会うことによって変わっていく姿、そしてセクレタリアトとの関わりを通して成長していく姿が描かれます。

ダイアン・レイン、ジョン・マルコヴィッチ2人の好演が光ります。そして、ベルモントステークスのレースシーンは鳥肌間違いなし。日本では劇場未公開だったため、映画の知名度は高くありませんが、知る人ぞ知る隠れた名作と言えるでしょう。見逃し厳禁の一作です!

  • 監督/ランダル・ウォレス
  • 出演/ダイアン・レイン、ジョン・マルコヴィッチ
  • 2010年アメリカ公開(日本劇場未公開)

 

『ライド・ライク・ア・ガール』競馬界初の快挙を目指す、女性騎手の熱い物語!

「ストップ・ザ・ネーション(国が止まるレース)」と呼ばれる、オーストラリアを代表するレース・メルボルンカップ。

そのレースを女性騎手として初めて制覇した、ミシェル・ペイン騎手の半生を描いた作品『ライド・ライク・ア・ガール(Ride Like a Girl)』です。

「ブラザーズ&シスターズ」等で知られる女優レイチェル・グリフィスが初監督を務めました。ミシェル・ペイン役には、「きみがくれた物語」等のテリーサ・パーマーが熱演しています。

調教師である父や、兄弟のほとんどが騎手という競馬一家で、10人兄弟の末娘として産まれたミシェル。幼いころに母親を亡くすも、多くの家族に囲まれて成長していきます。

やがて、騎手になったミシェルですが、落馬事故によって騎手生命を脅かされることに…。それでも不屈の闘志で夢であるメルボルンカップ制覇向けて奮闘していく姿に、熱い気持ちにさせれること必至です!

なお、メルボルンカップの勝ち馬、プリンスオブペンザンスの母親ロイヤルサクセサーは現役時代、栗東の松田国英厩舎に所属しており、日本で走っていた馬。

日本に所縁のある血統の馬というところも日本人にとっては見逃せないですね。

  • 監督/レイチェル・グリフィス
  • 出演/テリーサ・パーマー、サム・ニール
  • 2009年公開

 

競馬はロマン!熱い気持ちを与えてくれる競馬映画を是非!

競馬関係の映画は、他のスポーツ映画に負けず劣らずの熱いヒューマンドラマです。「競馬はロマン」だとファンの間では言われますが、ご紹介した映画を見てもらえると、競馬がギャンブルやスポーツといった垣根を超えたものだと実感してもらえるのはないでしょうか。ぜひ、競馬の映画を観て感動を味わってください!

 

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