
『ジャパンカップ2022』が11月27日(日曜日)東京競馬場にていよいよ開催されます。
今年で42回目となるジャパンカップ、今年は優勝賞金が1億円引き上げられ、4億円が用意されることでも注目を集めており、日本のトップホースと世界の強豪馬が超高額賞金をかけて激突することとなります!
この記事では、大手ブックメーカーの単勝オッズから見る優勝予想を紹介しています。
また、ジャパンカップ2022の注目馬&本記事限定の大胆予想もお届けしていきます!
ジャパンカップ2022のレース概要
- レース名:ジャパンカップ
- 日程:2022年11月27日(日)、東京第12レース、15:40発送
- 場所:東京競馬場
- 格付け:国際G1
- 距離:芝2400メートル
- 賞金総額:8億6,400万円
- 1着賞金:4億円
- 負担重量:3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬-2kg
ジャパンカップ2022の注目馬7頭
当初、今年の凱旋門賞馬アルピニスタ(Alpinista)の参戦が発表されており注目を集めていましたが、残念ながら故障を発生し電撃引退することに。
他にも、今年の日本ダービー馬ドウデュース(Do Deuce)や天皇賞馬イクイノックス(Equinox)も回避することになり、有力馬の回避が相次ぎましたが、それでも実力のある馬が多数出走することとなりました。
注目の日本馬4頭と海外馬3頭を、独断と偏見で選択し、ご紹介していきましょう!
ジャパンカップ2022で注目の日本馬4頭!
ジャパンカップ設立当初は外国馬の壁に阻まれることの多かった日本馬ですが、2006年から16連勝中と近年は圧倒的な勝率を誇っています。
今年も中心の存在となってくる日本馬ですが、上位争いに絡んでくるであろう注目馬を4頭紹介してきます。
悲願のG1制覇へ千載一遇のチャンス「ダノンベルーガ(Danon Beluga)」
- 単勝オッズ3倍(1番人気)
- 牡3 堀宣行厩舎(美浦) 川田将雅騎手
- 父:ハーツクライ 母:コーステッド(母の父:Tizway)
今年の3歳牡馬クラシックにて、皐月賞、日本ダービーと2戦続けて4着に入った素質馬・ダノンベルーガ。
昨年11月の新馬戦を強烈な末脚で快勝し、休み明けの2戦目で共同通信杯(G2)を制覇し重賞ウィナーの仲間入りを果たすなど、早くからたぐいまれなる素質の片りんを見せています。
G1では惜しくも勝利まで手が届いていませんが、古馬との初対戦となった天皇賞(秋)では強力なメンバーを相手に3着に食い込み、古馬相手でもG1レベルであることを証明しました。
天皇賞(秋)よりメンバーレベルの下がる今回、悲願のG1制覇を達成する千載一遇のチャンスと言えるでしょう。
逆襲を期す2021年日本ダービー&2022年ドバイシーマクラシック馬「シャフリヤール(Shahryar)」
- 単勝オッズ3.75倍(2番人気)
- 牡4 藤原英昭厩舎(栗東) クリスチャン・デムーロ騎手
- 父:ディープインパクト 母:ドバイマジェスティ(母の父:Essence of Dubai)
2021年、わずか4戦のキャリアで日本ダービーを制覇した天才サラブレッド・シャフリヤール。
偉大なる父・ディープインパクトの忘れ形見として活躍しているスターホースです。
今年3月、ドバイシーマクラシックを制覇し、日本ダービー馬として初の海外G1優勝を達成しましたが、海外G1連勝を狙ってイギリスに遠征した6月のプリンスオブウェールズステークスで4着、帰国初戦となった天皇賞(秋)で5着と連敗を喫しています。
名伯楽・藤原調教師をして「モノが違う」と言わしめる素質を秘めたシャフリヤール、ここで逆襲となるでしょうか。
勢いNo.1!世界屈指の名手と下剋上だ「ヴェラアズール(Vela Azul)」
- 単勝オッズ7倍(3番人気)
- 牡5 渡辺薫彦厩舎(栗東) ライアン・ムーア騎手
- 父:エイシンフラッシュ 母:ヴェラブランカ(母の父:クロフネ)
一気に頭角を現してきた超新星・ヴェラアズール。
今年の初めの段階で、ヴェラアズールがジャパンカップの有力馬になっていると予想できる人はまずいないでしょう。
それもそのはず、ヴェラアズールはもともとダートの条件クラスで走っていた馬で、今年の3月にはじめて芝のレースに出走したばかり。
ここからヴェラアズールの快進撃が始まり、オープンクラスまで一気に駆け上がると、休み明けにもかかわらず前走の京都大賞典(G2)も制覇し、一躍ジャパンカップの有力候補として名乗りを上げたのです。
走るごとにパフォーマンスを向上させており勢いは間違いなくNo.1、しかも鞍上には世界屈指の名手ライアン・ムーア騎手を迎えた今回、一気にG1タイトルまで手が届いてしまうかもしれません。
不治の病屈腱炎を克服!復活の勝利を狙う「ヴェルトライゼンデ(Weltreisende)」
- 単勝オッズ21倍(9番人気タイ)
- 牡5 池江泰寿厩舎(栗東) ダミアン・レーン騎手
- 父:ドリームジャーニー 母:マンデラ(母の父:Acatenango)
2019年ホープフルステークス2着、2020年日本ダービー3着と、G1での好走実績を持つヴェルトライゼンデ。
同期で無敗の3冠馬・コントレイルに勝つことはできませんでしたが、上位に好走し実力を証明し続けていました。
ところが、2021年アメリカジョッキークラブカップ(G2)の後に、サラブレッドの不治の病といわれる屈腱炎を発症し、長期休養を余儀なくされます。
引退の危機にあったヴェルトライゼンデですが、不屈の精神でターフに戻ってくると、1年半ぶりに復帰した今年6月の鳴尾記念(G3)で、見事に復活の重賞初制覇を成し遂げます。
長期休養明けで重賞を勝てるだけの底力は、このメンバーに入っても通用するはず。
ライバル・コントレイルが引退した今、悲願のG1制覇をジャパンカップでやってのけるかもしれません。
ジャパンカップ2022で注目の海外馬3頭!
2005年優勝のアルカセットを最後に優勝から遠ざかっている外国馬。3着以内に好走した馬も、2006年3着のウィジャボードまで遡らなければなりません。
このところ全く出番のない外国馬ですが、今年は粒ぞろいのメンバーが揃い、軽視は禁物です。加えて、JRAは今年より東京競馬場に国際厩舎を新設したこともポイント。
これまでは、千葉県白井市にある競馬学校で輸入検疫を行い、競馬場に移動するという厳しい輸送を強いられていた外国馬ですが、今年は輸送せずに国際厩舎で調整することが可能となりました。
日本馬のメンバーが手薄なこともあり、警戒が必要な外国馬ですが、注目の3頭をご紹介しましょう。
2022年パリ大賞馬!海外馬の大将格「オネスト()」Onesto
- 単勝オッズ13倍(4番人気タイ)
- 牡3 ファブリス・シャペ厩舎(フランス) クリストフ・ルメール騎手
- 父:Frankel 母:Onshore(母の父:Sea The Stars)
出走馬中トップのレーティング121を保持する海外馬の大将格・オネスト。
今年のフランスダービー5着のあと、パリ大賞(G1)を制覇しG1ウィナーの仲間入りを果たすと、アイリッシュチャンピオンステークス(G1)ではサウジカップ覇者でG1・3勝の実績を誇るミシュリフ、2022年フランスダービー馬ヴァデニに先着する2着に好走し、欧州トップレベルの実力があることを証明しました。
父には14戦無敗の怪物フランケルを持つオネストですが、フランケルの産駒には朝日杯フューチュリティステークス勝ち馬グレナディアガーズなどがおり、日本の馬場に適応できる下地はあるはず。
鞍上にはクリストフ・ルメール騎手を迎え、世界の強豪の力を発揮することができるでしょうか。
6戦して5勝!一気の頂点を狙うドイツの刺客「テュネス(Tunnes)」
- 単勝オッズ13倍(4番人気タイ)
- 牡3 ペーター・シールゲン厩舎(ドイツ) バウイルツァン・ムルザバエフ騎手
- 父:Guiliani 母:Tijuana(母の父:Toylsome)
半兄に2021年凱旋門賞馬トルカータータッソを持つ良血のドイツ馬・テュネス。デビュー戦こそ2着だったものの、そこから怒涛の5連勝を記録している陣営は夏場にはジャパンカップへの出走を青写真として描いていたそうです。
圧巻は前走・バイエルン大賞(G1)で、2着になんと10馬身の差をつける圧勝劇でG1タイトルを獲得しました。
タフな馬場で結果を出してきた馬で、日本の高速馬場に対応できるかどうかが大きなカギを握りますが、力を発揮できれば十分に好走可能な能力の持ち主です。
鞍上には、3年連続でドイツリーディングに輝くカザフスタン人ジョッキー・ムルザバエフ騎手。
1999年から実に6度目のジャパンカップ挑戦となるシールゲン調教師に、ジャパンカップ勝利を届けることができるでしょうか。
昨年のジャパンカップ5着馬!実力は侮れない「グランドグローリー(Grand Glory)」
- 単勝オッズ17倍(7番人気タイ)
- 牝6 ジャンルカ・ビエトリーニ厩舎(フランス) マキシム・ギュイヨン騎手
- 父:Olympic Glory 母:Madonna Lily(母の父:Daylami)
昨年のジャパンカップ5着から2年連続で参戦となるグランドグローリー。
ここまでG1勝利は2021年のジャンロマネ賞の1勝だけですが、数々のビッグレースで好走している実力派で、馬場や国を問わずに実力を発揮できるのが強みです。
今年はプリンスオブウェールズステークス(G1)では3着、凱旋門賞でも5着に好走するなど好調をキープしています。
プリンスオブウェールズステークスでは、1番人気候補のシャフリヤールにも先着。
日本のトップホースと戦っても太刀打ちできる能力を秘めています。
外国馬の6歳牝馬が優勝ということになると、オグリキャップと伝説の死闘を繰り広げた1991年ホーリックス以来の勝利となりますが、金星を挙げることができるでしょうか。
ジャパンカップ2022予想!
群雄割拠で混戦の今年のジャパンカップですが、競馬歴15年以上、メルボルンカップ2022でも単勝を的中させた筆者が、記事限定の大胆予想をお届けします!
- ◎ヴェラアズール
- ○グランドグローリー
- ▲シャフリヤール
- ☆テュネス
- △ダノンベルーガ
本命はヴェラアズール。
これまでダートの条件戦でくすぶっていた馬が、今年に入り芝のレースを使われるようになってから本領発揮。
芝のレースで5戦し3勝3着2回、そのいずれのレースでも最速の上りをマークしており、本格化してきました。
特に前走・京都大賞典(G2)は圧巻で、休み明けにもかかわらず最速33秒2の末脚で重賞の常連ボッケリーニを2馬身半突き放す完勝劇を披露、完全に覚醒したと見て間違いありません。
ダービー馬の父・エイシンフラッシュにそっくりの馬体に仕上がっており、まさに充実のとき。
鞍上には頼れるライアン・ムーア騎手を迎え、ジャパンカップ制覇の準備は整いました。
対抗馬となるのは、グランドグローリーです。
昨年のジャパンカップ5着馬で、今年6歳になるベテランの牝馬ですが、力は衰えるどころかますます充実している印象。
昨年より大きくレベルが落ちる今年のメンバーであれば、昨年以上の着順に食い込んでも驚けません。
加えて、今年はプリンスオブウェールズステークスで3着、凱旋門賞で5着と、欧州を代表するビッグレースで上位に入るなど好調を維持していることも好材料です。
人気はないですが、買っておいて損はないでしょう。
ここ15年間馬券になっていない海外馬ですが、今年のメンバーであれば軽視は禁物です。
他には、これ以上の凡走は許されないシャフリヤール、海外馬の中でも素質は最上位のテュネス、G1レースで安定して好走し続ているダノンベルーガまで抑えます。
馬券は、ヴェラアズールからの馬連と馬単、さらに人気薄のグランドグローリーの単勝と複勝を抑えておきたいです。
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まとめ
日本馬と海外馬のトップホースたちが、賞金4億円を賭けて激突するジャパンカップ。
現在サッカー・ワールドカップが開催されており、世間では日本代表と海外の強豪国との熱戦がクローズアップされていますが、競馬においても熱い国際試合が開催されますよ!
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