『ジャパンカップ』は、例年11月下旬に中央競馬で開催され、世界の強豪馬が日本のトップホースと激突するビッグレースです。
10月に行われる天皇賞(秋)、11月のジャパンカップ、12月の有馬記念と合わせて『秋の古馬3冠』と呼ばれています。
賞金は、増額傾向にあり、2022年は1着賞金4億円という破格の賞金が用意されることとなりました。
ジャパンカップは、JRAで賭けることももちろんできますが、ブックメーカーを通すことでより良いオッズでベットできることが可能です。
この記事でわかること
-
ジャパンカップの概要と内容
-
ジャパンカップにブックメーカーでベットするメリット
-
ジャパンカップにベットできるおすすめブックメーカー
-
ブックメーカーでジャパンカップの馬券を購入する方法
-
ジャパンカップ過去の伝説的なレース
ジャパンカップのレース概要
-
レース名:ジャパンカップ(Japan Cup)
-
日程:例年11月の最終日曜日
-
場所:東京競馬場
-
格付け:国際G1
-
距離:芝2400m
-
賞金総額:8億6,400万円
-
1着賞金:4億円
-
負担重量:3歳55kg、4歳以上57kg、牝馬2kg減
-
出走可能数:フルゲート18頭
-
出走条件:サラブレッド3歳以上
-
出走資格:JRA所属馬、地方所属馬(選定された馬のみ)、本競走に出走登録を行った外国馬(優先出走)
※ JRA所属馬は、レーティング110以上(牝馬は106以上)の上位5頭に優先出走権が与えられます。
※ それ以外の馬は「通算収得賞金」+「過去1年間の収得賞金」+「過去2年間のGI競走の収得賞金」の上位順から出走権が与えられていきます。
ジャンパンカップの歴史は1970年代後半まで遡ります。「世界に通用する馬づくり」が提唱されたことから国際競走の開催が計画が持ち上がったことがきっかけとなり、1981年に日本初の国際招待競走として産声をあげました。
その後、1984年にJRAがグレード制を導入したことにより、日本初の国際G1として認定されることとなりました。
また、2014年にはスイスの世界的時計メーカーであるロンジンとパートナーシップを締結しています。
ジャパンカップにブックメーカーでベットするメリット
主催のJRAでも、もちろんジャパンカップの馬券を購入することが可能ですが、ブックメーカーを利用するメリットを説明します。
JRAよりもオッズが良いことがある
ブックメーカーを利用すれば、JRAで馬券を購入するよりも、良いオッズで賭けられることがあります。
これは、JRAが採用しているオッズの算定方法が「パリミュチュエル方式」という、馬券の総売り上げより胴元(JRA)が一定割合を差し引き(テラ銭と呼びます)、残りの金額をオッズとして提示する方法を取っている一方、ブクメではブクメが設定したオッズを元にプレイヤーが賭けを行うから。
つまり、JRAでは馬券を買うプレイヤー同士で配当の取り合いになるのに対して、ブクメではプレイヤーとブクメでの勝負となるため、偏った人気とならず均等なオッズが提供されており、より高いオッズで勝負できるということになるのです。
加えて、ブクメではJRAが20~30%ほど搾取しているテラ銭が少額に抑えられているため、その分良いオッズが提示されており、JRAでベットするよりもプレイヤーに有利な条件が提示されている、ということになります。
加えて、日本では取扱いのない「4連単」をベットすることも可能で、的中すれば超高額の勝利金も夢ではありません!
ブックメーカーでのジャパンカップへのベット方法
-
競馬が対象になっているブックメーカーを選ぶ
-
ブックメーカーに無料登録して新規アカウントを作成する
-
アカウントに入金を行う
-
ジャンルから「競馬」を選択する
-
競馬場「東京」の中からジャパンカップを選択する
-
ベットしたい賭け方やオッズ、馬を選択する
-
ベットする金額を入力
-
ベットを確定する
-
レース確定後、予想が的中していれば、すぐに勝利金がアカウントに反映されます!
ジャパンカップにおすすめのブックメーカー
ベットウィナー
Betwinner(ベットウィナー)は、スポーツの取扱い数・オッズの種類、どちらも最高ランクに充実したブックメーカーです。
競馬の取扱いレース数も圧倒的に豊富で、コアな競馬ファンであればあるほどおススメできるサイトです。
必見!ジャパンカップの伝説的レース6選!
これまで、ジャパンカップではトップホースたちが数々の激闘・死闘を繰り広げ、見る者を興奮させるすさまじいレースが繰り広げられてきました。
ここでは、スポーツファン必見、これまでのジャパンカップで行われた伝説的レースを6つ厳選してご紹介します。
1984年のカツラギエース
1981年のレース創設以降、3年連続で外国馬に敗れてきた日本馬。
そんな日本馬に、初めて勝利をもたらしたのが1984年の宝塚記念馬・カツラギエースです。
マジェスティーズプリンス、ベッドタイムといった世界の強豪、また日本の3冠馬シンボリルドルフ、ミスターシービーをも退ける逃げ切りを披露し、鞍上の西浦騎手は「世界のニシウラ」として騎乗を賞賛され、世界に衝撃を与えました。
1989年のホーリックスvsオグリキャップ
地方競馬出身からトップホースに昇りつめ、国民的なアイドルホースとして絶大な人気を誇ったオグリキャップ。
そのオグリキャップの前に立ちはだかったのが、ニュージーランドからの刺客・ホーリックスでした。
「この1戦にニュージーランドの、いやオセアニアの威信を賭けていた」と鞍上のランス・オサリバンが発言するほど一世一代の勝負で、オグリキャップとの死闘を制し、オセアニア勢として初めてジャパンカップを勝利することとなりました。
なお、この時に記録された走破タイム2分22秒2は世界レコードとして10年間保持される衝撃のタイムだったのです。
1999年のスペシャルウィークvsモンジュー
この年、世界最高峰のレース・凱旋門賞で、日本馬・エルコンドルパサーが勝利まであと僅かの2着にまで迫り、日本競馬のレベルが世界に通用することを証明していました。
そのエルコンドルパサーを倒し凱旋門賞馬となったモンジューがジャパンカップに参戦、大きな話題を呼びます。
しかし、この年ジャパンカップを優勝したのはエルコンドルパサーの同期・スペシャルウィーク。見事に凱旋門賞の雪辱を晴らしたのでした。
2005年のディープインパクト
日本競馬界の悲願である凱旋門賞制覇を達成するために、国民の期待を一身に背負った2005年凱旋門賞でまさかの3着に敗戦(のちに失格)し、この年限りでの引退を表明して参戦した日本近代競馬の結晶・ディープインパクト。
敗戦のみならず、禁止薬物が検出されたというショッキングな事由で失格となったこともあり、絶対に負けられないレースとしてジャパンカップに挑みました。
鞍上・武豊騎手が「ディープのレースで一番プレッシャーがかかったレース」とこぼすほどの重圧の中、持ち前の末脚を爆発させ完勝、見事に汚名を返上したレースとなったのです。
2012年のジェンティルドンナvsオルフェーヴル
凱旋門賞2着の実績を引っ提げ帰国した2011年牡馬3冠馬オルフェーヴルと、東京で圧倒的な強さを見せていた2012年牝馬3冠馬ジェンティルドンナが出走、28年ぶりに三冠馬の激突となったこの年のジャパンカップ。
直線で馬体がぶつかるほどの激しいレースとなり、接触や進路取りについて長い審議となりましたが、この死闘はジェンティルドンナに僅かに軍配が上がることとなりました。
2020年のアーモンドアイvsコントレイルvsデアリングタクト
この年限りの引退を発表していた2018年の牝馬3冠馬・アーモンドアイ、無敗の3冠牡馬・コントレイル、同じく無敗の3冠牝馬・デアリングタクトが出走、前代未聞のドリームレースとなった2020年ジャパンカップ。
期待通り3頭の競り合いとなったレースは、最強牝馬・アーモンドアイがコントレイル、デアリングタクトの追撃を退け優勝し、歴代最多となるG1・9勝目、史上最多の獲得賞金19億円超えを達成した伝説的なレースとなりました。