世界中の注目を浴び、歴代最高の投票率で終えた2020年アメリカ大統領選挙の行方でしたが、ジョー・バイデン氏が次期大統領の席を手にすることになりました。
逆転が繰り返され、優位が入れ替わるごとに固唾を呑みながら見守っていたのはアメリカ国民だけではないはず。10億ドル以上が賭けられていたと言われているブックメーカーですが、予想をベットしていた皆さんも大いに盛り上がった2020年の大統領選だったのではないでしょうか。
キュラソー島に本拠地を置くあるブックメーカーでは、英国のある人物はトランプ氏の再選になんと$5,000,000をベットしていたとの情報があります!!
各ブックメーカーの対応も様々でしたので、気になるニュースをいくつかピックアップしてお届けしたいと思います!
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豪ブックメーカーは選出前にバイデン氏へのベットに支払いを決定
11月5日、オーストラリアのブックメーカーSportsbetはバイデン氏が米国大統領選に選出されることに賭けた人に対して、早くも支払いをすると発表しました。
これはCNN放送がバイデン氏がミシガン州で勝利する見通しであること、ネバダ州とアリゾナ州でも優位を維持していることを報じたことを受けての発表です。この報道によりバイデン氏のリードは揺るがないと判断し、そしてバイデン氏に賭けた10万件以上のベットに対して支払いを実行しました。
ただし2019年、オーストラリアのブックメーカーが選挙2日前に労働党勝利の賭けに支払いを行うものの、労働党が敗れたという前例もあります。
イギリスのブックメーカーはトランプ大統領の再任を予想
一方でイギリスのブックメーカー「ベットフェア」はトランプ大統領が再任する可能性を75%としています。これは11月4日のロイター通信による報道で明らかになりました。
開票前はベットフェアはトランプ大統領の当選確率は39%としていたので、大きく引き上げたことになります。今回の米大統領選に賭けられた金額は2億5000万ポンド(およそ340億円)にものぼります。
同じように別のブックメーカーの「スマーケッツ」も、トランプ大統領の当選確率を55%に引き上げています。
トランプ氏の息子2024年の大統領選に立候補?
2020年の大統領選でも話題によく挙がっていた共和党トランプ大統領の息子であるドナルド・トランプ・ジュニア氏。
2024年の次期大統領選にとこのトランプJrと前民主党大統領バラク・オバマ氏の妻であるミシェル・オバマが立候補する可能性があるとブックメーカーは予測しているようです。