オールスポーツ(SOC)はスポーツコンテンツを提供する「オールスポーツ」というプラットフォームで使用できるトークンです。
まだ上場されていないため(2022年7月時点)仮想通貨取引所での売買はできませんが、スポーツベットアイオーなどブックメーカーでの決済に使用が可能です。
オールスポーツはどのような仮想通貨なのか、特徴や今後の価格上昇が見込めるのかなどをわかりやすく解説していきます。
オールスポーツ(SOC)とは何か
オールスポーツ(SOC)はイーサリアムをプラットフォームとした仮想通貨トークンのひとつです。
オールスポーツはコンテンツプラットフォーム
オールスポーツはブロックチェーン技術によりスポーツ産業を盛り上げるために開発されたコンテンツプラットフォームです。
スポーツに関する情報提供やコンテンツ作成、閲覧に独自トークンを使うのが特徴です。そして、そのトークンを仮想通貨「SOC」と交換できるようになっています。「SOC」は2018年1月27日に発行された仮想通貨です。
仮想通貨「SOC」は2022年7月時点で、Meta Soccer(メタサッカー)というNFT取引プラットフォームで使用できるようになっています。
Meta Soccerでは実在するサッカー選手のNFTをコレクションとして購入し、その価格は実際の試合における選手のパフォーマンスに応じて変動する仕組みになっています。
仮想通貨「SOC」の購入方法
仮想通貨「SOC」は、オールスポーツのプラットフォームを通してのみ購入できます。国内はもちろん、海外の仮想通貨取引所でSOCを直接購入することはできません。
基本的にはイーサリアムが必要なので、イーサリアムを入金したウォレットをオールスポーツのプラットフォームに接続します。接続できるウォレットには次のものがあります。
- Coinbase Wallet
- WalletConnect
- Fortmatic
2022年7月時点で上記のウォレットを接続できるプラットフォームは「Meta Soccer」のみとなっています。
たとえば「Coinbase」で口座を開設し、イーサリアムを送金します。そして「Coinbase」のウォレットを「Meta Soccer」に接続してイーサリアムと仮想通貨「SOC」を交換する流れとなります。
オールスポーツ「SOC」の価格推移
オールスポーツ(SOC)の2022年における対日本円でのレートは次のように推移しています。
- 安値 0.1664円(1月1日)
- 高値 1.1100円(1月10日)
- 直近 0.7379円(7月14日)
(参考:「CoinMarketCap」)
2018年1月27日に発行された時の価格は1SOC=22.39円で、その後の高値は2018年5月6日の33.14円です。2018年8月に1円台になり以降は低迷を続けています。
しかしMeta Soccerでサッカー選手のNFT販売を開始してからは、0.3円台だったSOCの価格は上昇しています。
オールスポーツはブックメーカーで使える
仮想通貨取引所で直接は購入できないオールスポーツ(SOC)ですが、プラットフォームで購入したSOCはブックメーカーの決済に使用できます。
たとえばスポーツベットアイオーでは、アカウントに「SOC」のウォレットを追加することで入金が可能となります。
オールスポーツの将来性
仮想通貨「SOC」はオールスポーツというスポーツコンテンツのプラットフォームが充実することで、その価格が上昇する可能性があります。
現状ではサッカー選手のNFT購入のために使用できるものですが、サッカー選手のNFT価格が上昇すれば、購入に必要なSOCも上昇するかもしれません。
ただし「Meta Soccer」はリリースされたばかりで、そのサービス内容はこれから整備される予定になっています。
まとめ:オールスポーツの将来性は期待できる
オールスポーツ(SOC)は使用できるプラットフォームがリリースされたばかりですが、その人気の度合いによっては将来性が見込める仮想通貨です。スポーツベットアイオーのようなブックメーカーでの決済にも使用できるので、チェックしておきたい仮想通貨のひとつだと言えるでしょう。