
競馬は、サラブレッドとジョッキー達の熾烈なレースを見るだけでも手に汗握る立派なスポーツです。
競馬の楽しみ方は人それぞれですが、やはり競馬を見るからには馬券を購入して観戦すると興奮度が段違いなので、レースに賭けて観戦することをおススメします。
馬券を購入するからには、当然的中させて勝利したいものですが、そんな時に参考となる指標が「回収率」です。
この記事では回収率とはどういうものなのか、また回収率の平均や計算方法、回収率を工場させるテクニックまで幅広くご紹介していきます!
そもそも回収率ってなに?
競馬の回収率とは、馬券への投資額に対して、どれくらいの割合で配当を回収できているか、わかりやすく言うと競馬で「勝っているのか、負けているのか」を図る指標のことです。
100%を基準とし、100%を超えていれば収支がプラスになっている状態で、競馬に「勝って」いる状態となります。
逆に100%を下回っていれば収支がマイナスになっている状態で、競馬に「負けて」いることになるのです。
馬券を買う上で重要な指標として「的中率」というものがありますが、これは賭けた馬券の数に対して何%の確率で馬券が的中しているかを示すものとなります。
的中率は高いに越したことはありませんが、たとえば倍率の低い馬券を多く的中するなど的中率をいくら高めても、回収率が100%を下回っていれば馬券的には負けていることになってしまうのです。
競馬に勝つということをメインに考えると、的中率よりも回収率を重視したほうが良いでしょう。
回収率の計算方法は?
競馬の回収率の計算方法は、以下の計算式で求めることができます。
【 払戻金÷投資額×100=回収率(%)】
この計算式を使えば、使った金額に対して、何%分を払戻金で回収できているかということを計算することが可能です。
たとえば、10,000円馬券を購入し、17,000円分の配当を獲得したとします。この場合は回収率170%となり、プラスということになります。
一方、10,000円馬券を購入し、8,000円分の配当にとどまった場合、回収率は80%となり、マイナスということになるのです。
回収率の平均はどれぐらい?
競馬の回収率の平均は、おおよそ70〜80%ほどと言われており、大半の方が負けているという計算になります。
これは、競馬の控除率というものが関係しています。
控除率とは、ギャンブルの胴元(中央競馬であればJRA)が馬券の総売上から差し引く”手数料の割合”を指し、JRAでは馬券の種類により20%〜30%の控除率が採用されています。
つまり、私たちは馬券の総売上のうち約4分の3ほどをプレーヤー同士で取り合っているということになり、基本的には控除率の分だけ損し、胴元が儲かるような仕組みになっているのです。
オンラインの競馬サイトを中心に、プロ予想家の方々が競馬予想を公開していることもありますが、彼らですら回収率100%を超える予想家は一握り。
予想のプロですら全員勝てているわけではないので、勝利するにはしっかりとしたテクニックを活用する必要があるのがお分かりいただけるかと思います。
回収率を向上させるには?具体的なテクニックを6つご紹介します!
ここまで読んで、競馬の平均回収率が思いのほか低いことに意気消沈してしまった方もいらっしゃるかもしれません。
ただ、考え方とテクニック次第で競馬の回収率を向上させることは可能なのです!
ここからは、すぐに使える回収率を向上させるテクニックをご紹介していきましょう。
テクニック①:競馬に絶対はないことを念頭に置く
中央競馬において、単勝1番人気の平均勝率はおよそ30%ほどと言われています。勝つ確率が高い、単勝オッズが1倍台の馬ですら、平均勝率が50〜70%ほどに留まります。
明らかに力が抜けている馬であっても、勝率が70%ほどに留まるのは、競馬のレースの結果が、各馬のコンディションやその日の馬場状態、またレース展開や騎手の駆け引きなど、様々な要素に影響されるからです。
レースは生き物と称されることもあり、不可抗力も多く発生します。
このようなことを考慮すると、1番人気で確勝級と呼ばれる馬に大金を投資しても、ハイリスクローリターンであることがわかると思います。
競馬に絶対はない、ということを念頭に置いて、盲目的に大金を投資することは得策とは言えません。
テクニック②:的中率と回収率のバランスを正す
馬券を買うからには、的中率を少しでも上げたいという方も多いでしょう。ですが、的中率が上がっても回収率が伸びないということも多々あります。
たとえば、投資金額の割に払戻金が少なかったり、人気サイドの馬券ばかりを的中し払戻金が少額であったりなど、様々な要因が考えられます。
的中率は高いに越したことはないですが、的中率が高くても回収率が向上してこなければ、購入している馬券に問題があるかもしれません。
最終的な目標は回収率を上げることなので、たとえ的中率が1%でも回収率が500%であれば大勝利です。
理想の馬券は低い投資額で高配当を的中することなので、購入する馬は人気サイドばかりではなく、人気薄の馬も絡めて高配当を狙っていくということも、競馬で勝つためには重要な考え方と言えます。
テクニック③:投資額を抑える
3連複・3連単系の馬券では、的中したときの配当が大きいが故に、馬券内に入りそうな馬を多く購入し、購入点数が増えることも。
的中したときの一撃の破壊力は高いものの、長い目で見ると得策とは言えません。
負けた金額が大きくなってくると、負けを取り戻さなければ、と金額が大きくなったり、冷静な判断ができなくなってしまいます。
購入したレースのすべてを的中できるわけではない以上、負ける金額を抑えることが重要です。
自分の中で、1レースに賭ける金額や、1日に賭ける金額の上限を設定し、投資額を抑えることを心がけましょう。
テクニック④:買うレースを見極める
日本の競馬場では、1競馬場につき1日12レースが行われ、中央競馬や地方競馬を含めるとかなりの量のレースが行われていることになります。
多くのレースに手を出していると、1レースに対しての予想の精度が低くなり、当然的中率も向上せず、次第に負け金額がかさんでしまいます。
買うレースを厳選し、予想の精度を高めた状態で、狙ったレースのみに投資するようにしましょう。
テクニック⑤:レースの特性を見極める
連日多く行われるレースの中で、レースの条件や出走メンバーなどはレースによってそれぞれ異なります。
賭けようとしているレースが、力が拮抗しており波乱がありそうなメンバーなのか、人気通りに決着するメンバーなのか等、レースの特性を見極めることが大事です。
レースの特性がわかれば、自分が賭けるべきか否かが明確になるため、無駄な投資を抑えることができます。
テクニック⑥:ブックメーカーで競馬を行う
先述の通り、日本の競馬では控除率が20〜30%あるため、プレイヤーの平均回収率が70〜80%に留まることをご紹介しました。
ですが、ブックメーカーであれば、控除率が平均10%ほどであるため、プレイヤーの平均回収率が90%以上になるのです。
日本でオッズを設定する際は、プレイヤー達が購入した総金額より控除率を引いた額をオッズとして設定する、「パリミュチュエル方式」という方式が採用されています。
パリミュチュエル方式では胴元が必ずもうかる仕組みとなっているため、限られた配当をプレイヤー同士で取り合う、プレイヤーvsプレイヤーの構図となってしまうのです。
一方で、ブックメーカーでは各サイトそれぞれが独自でオッズを設定するため、胴元vsプレイヤーの構図となります。
胴元が必ず勝てる仕組みではないため、プレイヤー達がこぞって的中をすれば、ブックメーカーが損をするというケースも発生するのです。
ブックメーカーは私企業のため、他のサイトからお客様を獲得するために趣向を凝らしたサービスや優良なオッズを提供するように努力しており、JRA等で馬券を購入するよりも、プレイヤーにとって有利な状態で賭けることができるようになっています。
このようなことから、ブックメーカーは控除率が優秀なので、JRAで馬券を購入するよりも良いオッズで賭けることができるケースも多々あり、的中時の払戻金も高額になってくるのです。
競馬の取り扱いがあるブックメーカーの中には、海外競馬だけでなく、日本の中央競馬や地方競馬にJRAからベットするかのように賭けることのできるサイトも存在します。(
競馬におすすめのブックメーカー
- bet365(ベット365)
- スポーツベットアイオー(Sportsbet.io)
- ベットウィナー(Betwinner)