テニス最高峰のトーナメント『ウィンブルドン選手権』の豆知識
テニス界最高峰のトーナメント『ウィンブルドン選手権(The Championships, Wimbledon)』。
例年、6月最終月曜日から2週間にわたり行われ、国際テニス連盟が定めた四大大会(他の大会は全豪オープン、全仏オープン、全米オープン)の一つです。
ウィンブルドン選手権の開催場所となる『オールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブ』が、英国ロンドンの南西部に位置するウィンブルドンにあることから、『ウィンブルドン選手権』と呼ばれています。
テニスに詳しくない方でもウィンブルドンの名前を聞いたことがある方は多いと思いますが、ウィンブルドン選手権の何が凄くて何が特別なのかを、面白い豆知識と一緒にご紹介していきましょう!
これを読めば、ウィンブルドン選手権をもっと楽しめるはずですよ!
ウィンブルドン選手権の歴史は100年以上!
ウィンブルドン選手権の歴史は古く、1800年代後半から行われている由緒正しき大会です。
男子の第一回大会は1877年、女子の第一回大会も1884年に開催されています。
第一回大会が行われるきっかけは、センターコートの芝生の手入れローラーが古くなったために、新しいものを買うための資金集めだったとか。
そんな気軽な動機で始めた大会が、100年以上も続くなんて驚きですね。
なお、会場となるオールイングランド・ローンテニス・アンド・クローケー・クラブには19のテニスコートがあり、センターコートはウィンブルドン選手権の決勝でしか使われない特別なコートです。
出場選手は、このセンターコートでのプレーを夢見て激闘を繰り広げるのです。
世界最高峰のトッププレーヤーが集結!
全てのテニスプレーヤーにとっての憧れでもあるウィンブルドン選手権は、最高峰の大会にふさわしく、世界中のトッププレーヤーが集結します。
それゆえに毎試合激闘が繰り広げられ、10時間を超える信じがたい試合時間となることも。
英語での大会名は「The Championships, Wimbledon」と呼ばれ、まさにテニス界のチャンピオンを決める大会なのです。
ウィンブルドン選手権の賞金は超高額!
ウィンブルドン選手権の賞金は年々増額傾向にあり、2022年には過去最高額の総額4,035万ポンド(なんと日本円で約67億6,000万円!)という大金が用意されました。
シングルスの優勝賞金は、男女ともに200万ポンド、日本円で約3.3億円。
ウィンブルドン選手権の覇者は、イギリスの王族ケント侯爵エドワード王子からトロフィーが与えられ、祖国の英雄となれる栄誉を手にできるだけでなく、多額の賞金も得ることができるのです。
ちなみに、第一回大会の優勝者スペンサー・ゴアに贈られたトロフィーは25ギニー(現在の日本円で約63万円)でした。
現在のウィンブルドン選手権では、本戦に出場することさえできれば、1回戦敗退でも5万ポンド(約837万円)の賞金が授与されるので、当初からいかに大会の規模が大きくなっているかがよくわかると思います。
ウィンブルドン=白いウェア!
他の大会にはないウィンブルドン選手権ならではの特徴として、白いウェアの着用が試合中のみならず、練習中も義務付けられている点が挙げられます。
1884年に行われた女子シングルス部門の優勝者モード・ワトソンが白いウェアを着用していたことが由来です。
普段の大会では色とりどりのウェアを着用している選手たちですが、ウィンブルドン選手権では白いウェアで揃えてくるため、他の大会にはない特別な雰囲気が作り上げられます。
夏のイギリスを代表するスポーツイベント
英国では多くのスポーツイベントが夏に開催されています。
イギリス王室主催の「ロイヤルアスコット(競馬)」、テムズ川上流で行われる「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ(ボート)」、四大大会のひとつ「全英オープン(ゴルフ)」と注目のスポーツイベントが目白押しです。
その中でもウィンブルドン選手権は、イギリス最高峰のスポーツイベントとして名高い存在です。
イギリス人選手は優勝できない!?
もともとイギリスのローカル大会だったウィンブルドン選手権ですが、レギュレーションを変更して成功し、現在の国際的な大会としての地位を確立した経緯があります。
ところが、海外の強豪選手が参加するようになったからか、開催国イギリスの選手が全く優勝できなくなってしまっていました。
男子シングルスでは1936年のフレッド・ペリーから2013年のアンディ・マレーまで77年間、女子でも1977年のバージニア・ウェードの優勝から2022年6月現在まで優勝者が出ないという状況・・・。
門戸を開放した結果、地元勢が淘汰されていく現象を、「ウィンブルドン現象」と呼ばれていたりします。
ウィンブルドン選手権にブックメーカーでベットできる!
欧州の多くの国では、スポーツ観戦をより楽しんだり、好きなチームや選手を応援する「スポーツベット」が合法的に日常の一部として盛んに行われています。
そして、テニス界最高峰の大会「ウィンブルドン選手権」はもちろん、世界各国で行われるテニスの大会にブックメーカーを通して賭けることが可能なんです。
詳しくは「ブックメーカーでテニスに賭ける方法」を参考にしてください。
観戦しているだけでも手に汗握ること間違いなしですが、ベットして観戦すると、楽しさも興奮度も桁違い。
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また、ブックメーカーによってはライブストリーミング配信に対応しているサイトもあるので、白熱の試合を見ながらベットすることも可能です。
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