
フランス・パリのロンシャン競馬場にて毎年10月に開催され、競馬の芝のレースでは、世界最高峰のG1のひとつ『凱旋門賞』。
100年以上の歴史を持ち「このレースを制することが、競馬人にとっての夢」と言われるほどの大レースで、優勝賞金は約3億6,000万円と超高額なことでも有名です。
凱旋門賞にはJRAのインターネット投票サイトでも購入することが可能ですが、ブックメーカーでより良いオッズで賭けることもできます。
また、ブックメーカーの競馬にしかない賭け方などもあるため、もっと凱旋門賞を楽しみたい!という方にはブックメーカーを通して馬券を購入することもおすすです。
この記事でわかること
- 凱旋門賞の概要
- ブックメーカーで凱旋門賞に賭けるメリット
- ブックメーカーで凱旋門に賭ける方法
- 凱旋門賞におすすめのブックメーカー4選
凱旋門賞の概要
- レース名:凱旋門賞(フランス語名:Prix de l'Arc de Triomphe)
- 日程 現地時間(日本時間):10月の第一日曜日 現地時間16:05(日本時間23:05)
- 場所:フランス パリ・ロンシャン競馬場(ロンシャン競馬場改修時は、シャンティイ競馬場にて実施)
- 格付け:G1
- 距離:芝2,400m
- 賞金:賞金総額5,000,000ユーロ 1着賞金2,875,000ユーロ
- 出馬できる馬:3歳以上の牡馬・牝馬(せん馬は出走不可)
- 負担重量:3歳牡馬56.5kg/牝馬55kg 4歳以上牡馬59.5kg/牝馬58kg
- 出走可能数:フルゲート20頭
- 出走資格:凱旋門賞出走予備登録を行った馬より、競馬先進国(パート1国)に所属する獲得賞金上位馬20頭
凱旋門賞優勝を狙い、フランス、イギリス、アイルランド、イタリア、ドイツなどの欧州各地をはじめ、日本からもトップホースが参戦しています。
しかし、日本馬のレベルが上がり、海外でも活躍することが増えてきた近年でも、未だ凱旋門賞での日本馬の優勝経験はありません。ディープインパクトやオルフェーヴルといった歴史的名馬ですら、勝利に届いておらず、日本競馬界にとって悲願のレースとなっています。
ブックメーカーで凱旋門賞に賭けるメリット
ブックメーカーとJRAを比較し、ブクメでベットすることのメリットをご紹介します。
JRAよりも日本馬のオッズが良いことが多い!
日本の競馬ファンは、当然海外競馬よりも日本競馬のほうに明るい方が多いです。よって、JRAのオッズでは日本馬が人気する傾向があります。
日本の競馬ファンとしては、もちろん日本馬に好走してほしいと思うのは当然ですが、賭け事となると私情は禁物。
日本馬が人気しているからと言って、盲目的に購入してしまうのは危険です。
凱旋門賞が行われるパリ・ロンシャン競馬場は、軽いと言われる日本の馬場とは全く異なる特性を持っており、重い馬場と評されます。
すなわち、軽い日本の馬場を、スピードを生かし好走する馬よりも、少々タフな馬場で活躍する馬のほうが凱旋門賞で好走する可能性が高いのです。
JRAのオッズでは、日本馬が実力以上に過剰に評価されるケースが多くありますが、ブクメのオッズではそのようなことがないため、日本馬を買うのであればブックメーカーで買ったほうが良いと言えるでしょう。
日本馬が出走していなくてもベットできる!
JRAでは、海外レースを発売する際、日本馬が出走しているかどうかで、発売されるかどうかが判断されます。
どれだけ大レースであっても、日本馬が出走していなければ賭けることができず、凱旋門賞も例外ではありません。
ですが、日本馬が出走していなくても、ブックメーカーを通せば、凱旋門賞にベットすることが可能なのです。
どのような状況になっても、凱旋門賞の取り扱いがあるのが、ブクメの何よりの強みと言えます。
凱旋門賞に賭けられるおすすめブックメーカー2選
凱旋門賞にベットできるおすすめのブクメを3つ厳選しました!
Bet Winner
『ベットウィナー(Betwinner)』は、オッズとスポーツの種類共にトップクラスの数を誇るブックメーカーです。
日本を含め世界中の競馬レースにベットすることが可能なほど取り扱い数が豊富。
凱旋門賞のアンティポストベットでは単勝のほか、上位3位に入賞する馬をYES/NO(はい/いいえ)で予想するオッズなども用意されています。
22xbet
『22xbet(22xベット)』は圧倒的なスポーツ取扱数を誇るブックメーカー。
世界中の競馬のレースを取り扱っており、凱旋門賞もばっちりとカバーされています。
オッズの数も多く、アンティポストベッティングでは、複勝にもベットすることが可能ですよ。
ブックメーカーでの凱旋門賞の購入手順
1. 競馬が賭けられるブックメーカーを選ぶ
2. ブックメーカーに登録し、新規アカウントを作成する
3. アカウント入金する
4. スポーツ「競馬」を選択し、レース名「凱旋門賞」を選択 ※国際などの題名に分けられた下にあることも
5. ベットしたい賭け方や馬を選択する
6. ベットする金額を入力し、ベットを確定させる
7. レース発送!レース確定後、的中していれば勝利金獲得!
凱旋門賞と日本の関係
知ればもっと楽しくなる凱旋門賞と日本の関係についての豆知識を少しご紹介します。
初めて日本から凱旋門賞に参戦したのは1969年
日本調教馬が初めて凱旋門賞に挑んだのは1969年、天皇賞でG1制覇を果たしたスピードシンボリでした。
しかし、フランス入りしてキングジョージ6世&クイーンエリザベスSとドーヴィル大賞ともに連勝するものの、世界の強豪を前に着外と惨敗しました。
帰国後は有馬記念に翌年の宝塚記念・有馬記念で3連勝するほどの強さを見せたスピードシンボリが太刀打ち出来なかったことで、凱旋門賞の壁がいかに高いかを周知させることになりました。
その後も1972年に天皇賞を制したメジロムサシが挑むも勝てず、1986年には日本ダービーを制したシリウスシンボリが挑戦するも、14着という結果に終わります。
ディープインパクトでも勝てない凱旋門賞
しかし1999年にはエルコンドルパサーが長期滞在し、前年の凱旋門賞馬サガミックスに勝ち優勝候補の1頭として参戦します。そしてわずか1/2馬身差で2着という成績を残しました。
2006年には前年に無敗を誇ったディープインパクトが参戦します。史上最強馬とも呼ばれ豪快な差し足を誇るディープインパクトでしたが、凱旋門賞では2頭に差し込まれ完敗しました。
その後もナカヤマフェスタやオルフェーヴル、キズナといった期待される日本調教馬が挑むも、勝つことはできませんでした。