仮想通貨は、入金・出金のスピードが他の決済方法と比較して早いことや、手数料が無料な場合が多く、対応するオンラインカジノやブックメーカーが年々増加傾向にあります。
この記事では、仮想通貨対応のカジノを一覧にしてまとめています。また、「オンラインカジノで使える仮想通貨の種類」、「仮想通貨をオンカジで利用するまでの手順」、「オンラインカジノで仮想通貨を使うメリットや使う際の注意点」、「そもそも仮想通貨とは」を分かりやすく解説しています。
仮想通貨対応のオンラインカジノ
オンラインカジノで使える仮想通貨の種類
オンカジで利用できる仮想通貨は以下の通りです。採用している仮想通貨の種類は各サイトにより異なるので、入出金に使用したい仮想通貨の種類がすでに決まっているプレイヤーの方は、各仮想通貨のページから対応カジノ一覧を参考にしてください。
- ビットコイン(BTC)
- イーサリアム(ETH)
- ライトコイン(LTC)
- リップル(XRP)
- ビットコインキャッシュ(BCH)
- テザー(USDT)
- ドージコイン(DOGE)
- トロン(TRX)
- カルダノ(ADA)
仮想通貨をオンラインカジノで使うには
仮想通貨をオンラインカジノで使うためには、まず仮想通貨取引所にて仮想通貨を購入することから始めます。仮想通貨を購入後は、オンラインカジノへの入金を行います。
仮想通貨の購入方法~ベットするまでの流れ
仮想通貨の買い方は、意外と簡単です。パソコンやスマホからオンラインで手続きが行えます。
Step1:仮想通貨取引所に登録して口座を開設する
まず、仮想通貨を購入する「仮想通貨取引所」を決めます。日本円の入金ができる日本国内の代表的な取引所としては「GMOコイン」や「bitFlyer」、「Coincheck」「DMM Bitcoin」などがあります。
仮想通貨取引所の選び方は、「使いやすさ」や「手数料の安さ」などを基準に選ぶと良いでしょう。口座をオンラインで開設するための登録に必要なものは、主に3つです。
- 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポート等)
- 銀行口座
- メールアドレス
口座開設までの手順は、各取引所によって異なります。口座開設から取引開始までにかかる時間は、多くの取引所で10分~即日、遅い所では2営業日ほどかかる場合もあります。
Step2:取引所の口座に入金する
仮想通貨取引所に日本円でお金を預けます。取引所に預けたお金で仮想通貨を購入(注文)することになります。
Step3:仮想通貨を購入する
ビットコイン(BTS)、イーサリアム(ETH)、リップル(XRP)、ライトコイン(LTC)などの暗号通貨を選択して購入します。
購入する仮想通貨は、ご自身で比較検討することが大切ですが、オンラインカジノやブックメーカーでもっとも多く採用されているのはビットコインです。次に、イーサリアム、リップルなどです。
Step4:仮想通貨対応のカジノサイトに入金する
仮想通貨に対応しているオンカジから気になるサイトを選んで登録し、入金方法で「仮想通貨」を選びます。
カジノがビットコインを受け取るためのQRコードがや専用アドレスが表示されるので入力し、入金したいビットコインの枚数を入力します。
Step5:オンラインカジノやブックメーカーで遊ぶ!
好きなカジノゲームで思いっきり遊ぶ!
仮想通貨でベットする方法は2通り
仮想通貨を利用して実際にオンラインカジノやブックメーカーでベットする場合には、2パターンがあり、どちらの方法を採用しているかは各サイトによって異なります。
仮想通貨がドルやユーロに換金されてベットする
入金した仮想通貨が、入金当日のレートに従ってドルやユーロに換金されベットする方法です。仮想通貨に対応しているほとんどのオンラインカジノやブックメーカーではこの方法が採用されています。
仮想通貨をそのままベットする方法
仮想通貨がアカウントに保管されベットする方法です。残高は仮想通貨で表示され当日のレートによって表示される残高が異なります。仮想通貨をメインに利用したいプレイヤーは、この方法を採用している「ビットスターズ」や「スポーツベットIO」がおすすめ。
仮想通貨残高とユーロやドル、円などの国際通貨が別々に表示されるので使い分けしたい時に便利な機能です。
オンラインカジノで仮想通貨を使うメリット
オンカジへの決済方法として利用される、仮想通貨、電子通貨(エコペイズ、アイウォレット、マッチベター等)、クレジットカード(Visa、マスター、JCB)で比較しています。
仮想通貨 | 電子決済サービス | クレジットカード | |
---|---|---|---|
カジノへの入金 | ○ | ○ | ○ |
カジノからの出金 | ○ | ○ | x |
入金手数料 | 無料 | 無料 | 2.0%前後 |
出金手数料 | 無料または格安 | $10または1.0%程度または無料 | - |
入金にかかる時間 | 即時 | 即時 | 即時 |
出金にかかる時間 | 即時 | 1日~3営業日程度 | - |
〈匿名性が高い〉
仮想通貨の最大のメリットと言っても過言ではないのが「匿名性の高さ」です。仮想通貨による決済は、ウォレットのアドレスのみで取引が行われるため、個人情報を開示する必要が一切ありません。
クレジットカード利用の際はカード番号やCVVを、銀行送金利用の際は銀行口座情報を開示する必要があり、個人情報漏洩のリスクが少なからず発生します。その点、暗号通貨決済は個人情報漏洩のリスクなく、安全安心な取引を行うことができます。
〈手数料が格安〉
オンラインカジノへの仮想通貨決済による手数料は、ほとんどのサイトで「無料」となっています。手数料は無駄なお金にしかならないため、暗号通貨のように手数料が無料な点はオンカジプレイヤーにとって最大のメリットと言えます。
無料または格安の手数料を実現できている理由は、銀行やクレジット会社などの仲介業者が間に入らないためです。
〈入出金の反映速度が速い〉
仮想通貨決済による入金および出金の反映速度は非常に速く、多くのカジノサイトは「即時反映」、遅くても「1日以内に反映」となっています。クレジットカードも入金は即時反映ですが、出金には利用できません。
また、電子決済サービスへの出金は反映までに数日かかってしまいます。その点、仮想通貨は入出金どちらも処理速度が速く、オンカジプレイヤーはストレスフリーでカジノゲームを楽しむことができます。
〈入金・出金どちらにも対応〉
仮想通貨による決済は、入金および出金のどちらにも対応しています。他の決済方法を見てみるとクレジットカードの場合は「入金のみ」、銀行送金の場合は「出金のみ」など、片方のみに制限されている決済方法も存在しています。
快適にオンラインカジノを楽しみたい方は、仮想通貨決済のみによる入金および出金を行うことで利便性が向上します。
〈入出金の限度額の範囲が広い〉
仮想通貨を利用した場合の入出金限度額は、ほかの決済手段に比べて金額に幅が広いこともメリットの一つと言えます。
各オンラインカジノによって金額は異なりますが、一般的に最低入金額が$0.01〜$15、最高入金額:$5000〜無制限。最低出金額が$10前後、最高出金額:$5000〜無制限となっており、少額でプレイしたい方やハイローラーの方にもおすすめです。
〈実は節税対策にもなる〉
仮想通貨によるオンラインカジノ決済を行うことで、実は節税対策にもなるのです。オンカジの勝利金を出金する際は、銀行ではなく、仮想通貨ウォレットに送金される形となります。
仮想通貨ウォレットに資金がある限りは所得税の課税対象には該当せず、銀行口座へ出金して初めて課税対象になります。そのため、節税を考えている方は、銀行口座へ出金せずに暗号通貨ウォレット内に資金をおいておくとよいでしょう。
オンラインカジノで仮想通貨を使う際の注意点
価格変動のリスク
仮想通貨で最も注意しなければならない点が「価格変動リスク」です。日本円やアメリカドルなどの法定通貨は価格変動はせずに一定の価値がありますが、暗号通貨は常に価格変動が行われており、1コインの価値が毎日変動しています。
そのため、購入時は「1コイン=10,000円」だったとしても、1週間後には「1コイン=5,000円」や「1コイン=15,000円」になっているというケースも多々あります。また、オンカジへの入出金前後に大きな価格変動を起こすこともあります。
このように、仮想通貨は一定の価値が保証されているわけではなく、常に価格変動が起きているということを忘れず、保有している仮想通貨の価値を注意深く確認することが大切です。
正確な価格を把握しづらい
仮想通貨は各通貨によって価格は異なりますが、例えばビットコインは「1BTC=400万円」と、1単位当たりの金額が非常に大きいです。そのため、アメリカドルに慣れてしまっている方は「1$=1BTC」などといった勘違いをしないように注意が必要です。
オンカジの決済方法として仮想通貨を利用する際には、入金および出金、プレイ時など常に正確な価格を確認してから決済やカジノゲームを行うように心がけましょう。
仮想通貨を売却した際には税金がかかる
仮想通貨をウォレット内に保有しているだけでは税金はかかりませんが、仮想通貨を売却し、日本円を手に入れた場合には税金が発生します。オンラインカジノでの勝利金は競馬や競輪の払戻金と同じように「一時所得」扱いになり、確定申告を行う必要があります。
オンカジで勝利した後、仮想通貨をウォレット内からお手持ちの銀行口座へ出金する際には「税金が発生する」ということを頭に入れておいてください。
そもそも仮想通貨とは
仮想通貨(暗号資産)とは、日本円やアメリカドルのように国家による強制通用力を持たない、インターネット上にのみ存在する仮想の通貨です。
「仮想通貨=ビットコイン(BTC)」と認識している方もいますが、仮想通貨にはビットコインの他にもライトコインやイーサリアム、リップルなど世界中に1500種類以上(ビットコイン以外の暗号通貨をアルトコインと呼びます)存在していると言われており、今なお増え続けています。
仮想通貨には、中央銀行などの中央管理者は存在せず、ブロックチェーンなどの厳重な仕組みによって管理されています。また、仮想通貨の中には発行上限枚数が設定されている通貨もあり、通貨の価値が維持されるように設計されているものもあります。
知っておきたい仮想通貨用語
仮想通貨取引所
仮想通貨取引所とは、ユーザー同士で暗号通貨の売買を行う場所です。各ユーザーが数量や価格を設定し、売り手の金額と買い手の金額が一致した時に取引が成立します。
ウォレット
ウォレットとは、仮想通貨取引のための「秘密鍵」を保管および管理するソフトウェアのことです。秘密鍵とは、銀行でお金を引き出す際の暗証番号のようなものです。
トランザクション
トランザクションとは、仮想通貨の取引記録のことを指します。検証が承認されたトランザクションはブロックチェーンなどに取り込まれる仕組みになっています。
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