近年のスポーツベッティング人気で日本語に対応しているブックメーカーも多くなりました。
ブックメーカーを選ぶ上で、何より大切なのは「安全に遊べるブックメーカー」であるかどうかです。
この記事でわかること
- 安全なブックメーカーの選び方
- ブックメーカーで遊ぶ際の注意点
安全なブックメーカーの選び方
それでは、ブックメーカーが安全である判断する際に、確認したい6つのポイントを説明してきます。
1. 運営ライセンスを保持していること
まず、一番に確認しなくてはならないのが、正式なライセンスを保持しているかどうかです。
ブックメーカーを運営するには、運営会社が籍を置く国や地域にて、国や自治体によって発行されている運営ライセンスを取得する必要があります。
ライセンスとは「運営許可証」のようなもので、ライセンスを取得することで、はじめてブックメーカーを合法的に運営できるようになります。
ライセンス取得のためには、企業としての資金力、公平性あるベッティングを提供するための仕組み、マネーロンダリング対策、セキュリティ対策など多くの審査をクリアする必要があるため、健全な運営がされているかを厳しく審査されます。
【ブックメーカーの代表的なライセンス】
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マルタ(MGA - Malta Gaming Authority):世界最高難易度のライセンス
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ジブラルタル(Gibraltar Gambling Commision):MGAに次ぐ難易度のライセンス
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キュラソー(Curaçao Egaming):多くのブックメーカーが導入している一般的なライセンス
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マン島(Isle of Man Gambling Supervision Commission):選ばれしブックメーカーのみが取得できる高難度ライセンス
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オルダーニー島(Alderney Gambling Control Commission):依存症対策にも力を入れている高信頼度ライセンス
各ブックメーカーが保持するライセンスは、通常ブックメーカーのサイト下部や利用規約の最初のページに記載されており、クリックするとライセンスの詳細を確認できます。
サイト内にライセンスの記載がないブックメーカーは、非合法で営業されている危険サイトの可能性が高いと疑えます。
新しいブックメーカーでのプレーを検討する際には、登録する前に必ずライセンスを保持しているかを確認するようにしましょう。
2. 運営企業の信頼性
ブックメーカーが信頼できる企業によって運営されているかどうかも大切は判断基準です。
名前の通ったチームや選手のスポンサーを務めたり、企業とのタイアップが行えるということは、運営企業として信頼を得ている証拠になります。
【ブックメーカーのスポンサー活動】
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William Hill(ウィリアムヒル):
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Stake(ステーク):2022年に行われたプロボクシング村田諒太や井上尚弥の試合でスポンサーを務める
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betrnk(ベットランク):RIZINのスポンサーを務める
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Beebet(ビーベット):スポーツ配信サイト大手DAZNとタイアップしキャンペーンを行う
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Sportsbet.io(スポーツベットアイオー):
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bet365(ベット365):ラ・リーガを中心に多くの海外サッカーのスポンサーを務める
3. カスタマーサポートのクオリティ
ブックメーカーでの賭けや払い戻しは、通常そのブックメーカーが搭載しているシステムにより行われます。
システムは基本的に信頼の置けるものですが、ブクメでプレーしていると、的中しているはずの賭けが負けになっていたり、オフィシャルの結果とブクメの結果が異なっているケースが稀に発生します。
そのような際に、頼りになるのがカスタマーサポート。顔の見えないブクメとプレーヤー同士ですが、唯一繋がることができるのがカスタマーサポートのEメールでありライブチャットなのです。
日本語対応なこと、ライブチャットが利用できること、きちんと会話のキャッチボールができること、この3点がクリアできているカスタマーサポートであれば、いざという時に頼りになるので、安心してプレーすることができます。
4. 第三者機関による監査の有無
ブックメーカーの中には、専門の第三者機関から監査を受けているサイトもあります。
第三者機関からの監査は任意のため、受けずともペナルティはありませんが、安全性に重きを置いているブックメーカーは第三者機関からチェックを受けています。
主な第三者機関
- 英国のeCOGRA(イーコグラ)
- オーストラリアのiTech Labs ほか
サイトのページ下部に第三者機関のロゴが掲載されていたら、そのブクメは監査を受けている安全なサイトとのお墨付きを得ていると言えるでしょう。
なお、監査の項目は、適正なオッズが提供されているか、適切に支払いが行われているか、セキュリティ面の対策が取られているか等、多岐に渡ります。
5. 決済方法の種類
ブクメでプレーするには、リアルマネーの入金や出金が欠かせません。決済方法の種類が充実しているか否かは非常に重要です。
プレーヤーによって使用したい決済方法は様々で、仮想通貨で決済を行いたい方や、人気の電子決済サービスecoPayzやVenusPointを利用したいという方もいるでしょう。
決済方法が豊富であることは、プレーヤーのことを第一に考え、満足いくサービスを提供できているかどうかを図る一つの目安となります。
6. ギャンブル依存症対策の有無
多くのブクメサイトでは、プレーヤーに対して、自分でコントロールできる範囲でプレーを行うように注意喚起を行う記載がされています。
その中で、どうしても自己コントロールに不安があるプレーヤー、ギャンブル依存症の可能性があるプレーヤーには、対策としてプレーヤーの入金の制限、プレー時間の制限や、アカウントの凍結などの措置を用意しているサイトもあります。
見境なく大金をベットしていくギャンブル依存のプレーヤーは、ブクメにとってはある意味カモですが、信頼のおけるブクメでは、そのようなプレーヤーに対しても真摯に対応しています。
ブックメーカーでプレーする上で注意すること
ここまで、安全なブクメを選ぶポイントを見てきましたが、次にブクメでプレーする上で、プレーヤーとして注意したいポイントを4つお伝えします。
日本のスポーツベッティングはグレーな存在ということを忘れない
日本には公営ギャンブル以外の賭博行為を規制する刑法「賭博罪」があります。ただし、現状では胴元、つまり運営元が国内にある場合においてのみ適応されています。
ブックメーカーと併設されていることも多いオンラインカジノは、2006年3名の逮捕者が出ましたが、最終的には3名とも不起訴となっています。逮捕されたものの、オンラインカジノが海外で合法的に経営されていることから、結果不起訴となったケースでした。
ただ、公営ギャンブル以外で賭博行為を行っているという点は事実なので、グレーゾーンであることも意識しておく必要があるでしょう。
公共のWi-Fiでのアクセスは避ける
ブックメーカーでは24時間ありとあらゆるスポーツにベットすることができ、ユーザーは外出中の合間にベットする機会もあるでしょう。
スマホからでもアクセスできるため、外出中であってもベットすることが可能ですが、この時に注意したいのはフリーWi-Fiや公共のWi-Fiでアクセスしない、ということ。
データ通信量の節約をしたいのはもっともですが、公共のWi-Fiは第三者から個人情報が漏洩されてしまう危険性もあります。外出中にプレーする際であっても、フリーWi-Fiや、公共のWi-Fiでアクセスすることは避けるようにしましょう。
共通のPCに情報を残さない
インターネットカフェや、図書館などの公共施設にあるパソコンでブックメーカーサイトを閲覧する際に、ログイン情報や決済情報、個人情報などの重要な情報を残さないようにしてください。
不特定多数の人が閲覧するパソコンに個人情報を残しておくと、漏洩してしまう危険性が非常に高いです。
例えば、外出時にどうしても賭けたいスポーツの時間が迫っていて、手元にスマホ等がなかったとしても、共通のPCではブクメサイトを閲覧しないほうが無難でしょう。
まとめ
ブクメでスポーツにベットし観戦することは、この上ない極上の娯楽です。
しかし、数多あるブクメと、連日昼夜問わず様々なスポーツにベットができる環境は、時に危険でもある諸刃の剣。
ブクメを楽しむ上で大切なのは、自分のコントロールできる範囲内でプレーすることと、何より安全なブクメでプレーすることです。
安全なブクメを選び、楽しくブクメでプレーするには、是非この記事を参考にしてみてください!