
いよいよ始まった北京冬季オリンピック!多くの見どころがある中で、やはり気になるのはフィギュアスケート男子シングルで羽生結弦選手が4回転トリプルを成功させるのか、そして優勝するのかではないでしょうか。
そこで今回はブックメーカーにおける北京冬季オリンピックのフィギュアスケートシングルに焦点を当てて解説します。
男子シングルの優勝候補はネイサン・チェン!
2月2日時点でフィギュア男子シングルの優勝はネイサン・チェン選手が1番人気となっています。
気になる男子シングルのオッズ
大手ブックメーカーの2月2日時点のオッズは次のようになっています。
- ネイサン・チェン(アメリカ) 1.30倍
- 羽生結弦(日本) 3.50倍
- 鍵山優真(日本) 10.00倍
- 宇野昌磨(日本) 17.00倍
- ヴィンセント・ジョウ(アメリカ) 21.00倍
羽生結弦選手とネイサン・チェン選手の動向
昨年は怪我によりグランプリシリーズを欠場した羽生結弦選手ですが、12月の全日本選手権に出場。注目の4回転アクセルは失敗したものの、ショートプログラムは111.31点、フリーは211.05点と合計322.36点の今季世界最高得点を出して優勝しました。
冬季オリンピックでは2度の優勝経験を持つ羽生結弦選手に対して、ネイサン・チェン選手はまだ冬季オリンピックでの優勝経験はありません。
しかし全米選手権では今季に6連覇を果たし、ショートとフリーの合計得点は328.01点を叩き出しています。ショートプログラムも自身の最高得点を超える115.39点と好調です。
ライバル同士の対決が楽しみ
ライバル同士の対決というのは見る者を熱くさせるものです。かつての浅田真央選手とキム・ヨナ選手のように。
羽生結弦選手にはカナダのパトリック・チャン選手というライバルがいました。パトリック選手は2018年に現役を引退しましたが、代わりに台頭してきたのがネイサン・チェン選手です。
スポーツベットでもこのように、ライバル同士が対決するスポーツでは特に熱くなるものです。
男子フィギアスケートは、2月8日(火)に競技が実施され、10日(木)にメダルが確定します。
女子シングルの優勝候補はロシアのカミラ・ワリエワ選手
フィギュアスケート女子シングルの優勝候補はロシアのカミラ・ワリエラ選手です。これはおそらく、彼女の演技を見れば誰もが納得するのではないでしょうか。
女子シングルのオッズ
ブックメーカーのウィリアムヒルでは2月2日時点で、次のようなオッズをつけていました。
- カミラ・ワリエワ(ロシア)1.11倍
- アンナ・シェルバコワ(ロシア)6.50倍
- アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)10.00倍
- 坂本花織(日本)29.00倍
- 樋口新葉(日本)51.00倍
- 河辺愛菜(日本)101.00倍
このオッズをみても、カミラ選手は本命中の本命であることがわかります。
カミラ選手の演技はまさに別次元
日本の坂本花織選手は昨年末の全日本選手権で圧巻の演技をみせ、234.06点を叩き出して3年ぶりに2回目の優勝となりました。21歳という年齢から考えてもまだまだ成長が期待できる選手だと言えるでしょう。
しかしロシアのカミラ・ワリエワ選手はまさに次元を超えた演技をみせる選手だと言えます。
昨年末11月28日のワールドグランプリではショートプログラムとフリーの合計得点で世界歴代最高得点を更新する、脅威の272.71点を出しました。
さらにその後の12月25日のロシア選手権でも完璧な演技をみせ、その最高得点を上回る283.48点を出して優勝しています。その内容は4回転ジャンプ、トリプルアクセル、4回転ジャンプを含む3連続ジャンプと男子並みの構成となっています。
今回の冬季オリンピックで坂本花織選手を含め、日本勢がどのような演技を見せるのか楽しみです。
女子フィギアスケートは、2月15日(火)に競技が実施され、17日(木)にメダルが確定します。
まとめ
フィギュアスケートシングルのみどころはやはり、羽生結弦選手とネイサン・チェン選手でしょう。ともに好調な中で羽生結弦選手が4回転アクセルを成功させて優勝するのか、それともネイサン・チェン選手が完璧な演技で優勝するのか。スポーツベットでもどちらの金メダルを選ぶのか迷うところでしょう。