ブックメーカーを利用したスポーツベッティングには、基本の賭け方から少し複雑なものまで多くの賭け方が存在します。
そして、スポーツベットで基本の賭け方のひとつが『ドローノーベット(Draw No Bet)』。
シンプルな賭けを楽しみたいプレーヤーやリスクを最小限に抑えたいプレイヤーにおすすめな賭け方です。
このページでは、「ドローノーベットとは」「ドローノーベットが使えるスポーツ」「ドローノーベットを使う2つのメリット」「ドローノーベットの楽しみ方と注意点」「よくある質問」など分かりやすく解説していきます!
おすすめブックメーカー
ドローノーベット(Draw no bet)とは
ドローノーベットは「引き分けの賭けは無効」という意味の賭け方です。
つまり「ホームの勝利」「アウェイの勝利」の2択から選んでベットするということになります。
ドローノーベットは、試合結果が引き分けになった場合には、賭けたお金は全額返金されることが最大の特徴です。
ブックメーカーによって「ドローべットなし」「引き分け無効」や「DNB」と表記されることもあります。
ドローノーベットが使用できるスポーツ
チーム/個人を問わず「1対1」で勝敗を決めるスポーツが対象です。
- サッカー
- バスケット
- ボクシング
- 野球 など
- 関連記事:ブックメーカーのサッカー|賭け方・オッズ
ドローノーベットを使う2つのメリット
ドローノーベットを使用する2つ利点を分かりやすく説明していきましょう!
返金されることの安心感
もちろん、賭けが的中しなければ負けですが、引き分けなら全額返金されるという安心感があります。
「負けなければ賭け金は没収されない」と分かれば多少思い切ったベッティングにも挑戦できますね。
2択だから分かりやすい
ブックメーカーは賭けの種類が実にさまざまで複雑なベット方法も多くあります。
例えば「勝ち負け引き分け」に関してもー
- どちらが「何対何で」勝つか
- どちらが「両チームの合計得点が何点で」勝つか
- どちらが「前半終了時点で」勝つか
- どちらが「1.5点/-1.5点のハンディをつけても」勝つか
など、条件を加えた賭け方のパターンは100を超えます。実際にその中からプレイヤーが最適だと思う条件を選ぶのは非常に難しいですよね。
しかし、ドローノーベットを利用することで、「勝つか負けるか」という分かりやすい2択から選択するだけのためとてもシンプルで分かりやすくなります。
賭けの勝率では「50/50」。ドローノーベットであれば観戦の合間に細かな分析などは必要ありません。
スポーツベットに興味があっても、実際にお金を賭けるとなると精神的にハードルが高いと感じる人やスポーツベッティングを始めようか迷っている初心者の方には最もオススメな賭け方と言えます。
ドローノーベットの楽しみ方と注意点
コツコツ勝ちを積み上げる
実力差がある程度はっきりしている対戦で、コツコツと勝ち=予想的中を積み上げていきたい方にドローノーベットはおすすめです。
試合前の予想で実力差が明確なほど優勢なチーム側のオッズは下がりますが、それだけ勝率が高いことの裏返しです。ただし、必ず実力通りの結果となる保証はありません。あくまで「賭け」なので余裕資金の範囲内で、リスクがあることを踏まえて利用しましょう。
番狂わせの展開を楽しむ
ドローノーベットで賭けてジャイアントキリングに期待する楽しみ方もありです。
戦前予想で圧倒的不利なチームに少額でも思い切ってベッティングして、まさかの試合展開で弱小と思われたチームが名門を「番狂わせ」した瞬間に立ち会えたうえで、多額の払い戻し金を受け取れたら、大興奮すること間違いなしです。
ただ、再現性はきわめて低いので、のめり込みにはご注意ください。
ドローノーベットに関するよくある質問
延長戦の場合はどうなりますか?
先述したサッカーイングランドのFAカップのようなトーナメント戦は、延長戦やPK戦による決着が想定されます。Draw No Betは延長戦・PK戦で決着がつくまで有効です。
引き分けの場合はどうなりますか?
試合が引き分けの場合、ドローノーべットに賭けていれば、賭けたお金は全額返金されます。
ほかの賭け方と一緒に使えますか?
一緒に使えます。Draw No Betは手堅く勝利予想に賭けつつ、得点数などの予想が難しい賭けで楽しむといったプレイ方法もありです。
アジアンハンデイキャップと使い方は同じですか?
アジアンハンディキャップが「0」で引き分けの場合、同じように返金されます。「-1」のチームに賭けて、1ゴール差で勝った場合、引き分け扱いとなるので返金となります。
一般的に、アジアンハンディキャップはブックメーカーが独自の分析に基づき絶妙なハンディ設定を行っているので、Draw No Betに比べて予想が難しいと言えます。