7月7日にイギリスのジョンソン首相が辞任表明をしました。ジョンソン首相は与党・保守党の党首を辞任するため、秋には新しい首相が決まることになります。
さっそくいくつかのブックメーカーでオッズが公開されています。
この記事では「ベットウィナー（BET WINNER SPORTS）」に記載されている、次期首相候補5名のオッズを紹介しています。
それでは、オッズからみる次期イギリス首相を予想してみましょう！（7月10日時点）
英ジョンソン首相が辞任表明
首相官邸での声明発表ではその理由について言及せず、7月6日の時点では議会の答弁で続投の意を表明していました。しかし、閣僚や政府高官の辞任が相次ぎ、財務相からは辞任を求める書簡を公開されていました。
これまでの政権における不祥事を受けて、閣僚から批判が高まっている中でイギリスBBCが報じました。
これは新型コロナウィルスによる規制が続く中で、首相官邸などでパーティが繰り返されていたことや、与党幹部のスキャンダルなどに対する首相の対応が不誠実だとする反発が背景にあります。
今後のスケジュールとしては、新しい党首候補が7月後半までに2人に絞られて、9月以降に投票が行われる見通しとなっています。
ブックメーカーでは早くもオッズが公開！
イギリスの次期首相が誰になるのか、低オッズから順に5名を紹介してきます。
リシ・スナック財務相 オッズ 2.25倍
新型コロナウィルスによるロックダウン中に規則違反のパーティーを開いたとして、警察から罰金を命じられたことで避難の声を浴びたことでも知られています。
それでもジョンソン首相の仕事を受け継ぐという点に関しては期待されているようです。
ベニー・モーダント貿易担当相 オッズ 5.95倍
7月4日にウェブサイト「ConservativeHome」での公開によれば、次期首相としての人気がベン・ウォレス国防相についで2番目に高かったのがベニー・モーダント貿易担当相です。
2010年から議会に参加し、国際開発大臣と国防長官を務めています。
リズ・トラス外相 オッズ 7倍
環境担当国務相や大法官兼司法相、財務首席政務次官を経て2019年に国際貿易相に就任した実力者です。
イギリスのユーロ離脱（ブレグジット）後に通商をめぐって日本やオーストラリアなどと交渉を重ねたことでも知られています。
トマス・タジェンダット氏 オッズ 9倍
外交委員会の議長を務めているトマス・タジェンダット氏はジョンソン首相に対する批判を強めている1人であり、出馬を表明しています。
内閣の経験はありませんが、外交における手腕が評価されています。
ベン・ウォレス国防相 オッズ 67倍
本命とされているのはロシアが軍事侵攻しているウクライナへの支援が評価されているベン・ウォレス国防相です。ただし本人は出馬するかどうかをコメントしていません。
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