バカラのカウンティングを徹底解説!実践方法と効果を検証
バカラには『カウンティング(カードカウンティング)』という攻略法があります。
これはブラックジャックでは有名な必勝法ですが、バカラでもゲームが進めばシュー内のカードに偏りが生じるため利用できます。
この記事では、「バカラのカウンティングの特徴」「バカラカウンティングのやり方と手順」「プレイヤー/バンカーが有利になるパターン」について、その特徴と具体的なやり方を解説します。
バカラのカウンティングとは
バカラのカウンティングは、場に出たカードの数字を数えることにより、次のゲームがプレイヤーに有利かバンカーに有利かの把握をするシュー内のカードの偏りを利用した攻略法です。
以下に、バカラのカウントの特徴を挙げています。
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場に出たカードをカウントしてシュー内のカードを推測する
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プレイヤーとバンカーのどちらが勝ちやすいかを判断する
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シューが交換されたタイミングで始める
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オンラインカジノのライブカジノで実行する
オンラインカジノのライブカジノであればメモをとりながら計算できる利点があります。ただし、テーブルゲームのバカラは毎回ランダムにカードが配られるため、カウンティングが使えません。
バカラ カウンティングのやり方
バカラでカウンティングを行う手順を説明します。まず簡単に説明すると、次のようになります。
1.シューが交換されたバカラのテーブルを探す
バカラはトランプカードを6~8デッキ(1デッキ1組52枚)使用します。カードはよくシャッフルしシューに収めてあります。
シュー内のカードが残り少なくなった時点で、ディーラーが新しいカードが収納されたシューと交換します。
バカラのカウンティングは、シューが交換されたタイミングからスタートします。途中から始めると、すでにシュー内のカードには偏りが生じているため、正確なデータがとれないからです。
※オンラインカジノのライブバカラではシューが交換されると罫線がリセットされるので、罫線がないテーブルを探すとよいでしょう。
2. カードを2つのグループに分け出た数を数える
ディーラーがシューから引いたカードを確認し、その数字によりカウントを開始します。次のように配られたカードを2つのグループに分けます。
- グループ A: 「A」「2」「3」「4」
- グループ B: 「6」「7」「8」「9」
グループAとグループBのそれぞれのカードが何枚引かれたのかをカウントしていきます。そしてシュー内に「4」以下のカードと「6」以上のカードのどちらが多く残っているのかを確認します。
3. Aが多く出れば「バンカー」に、Bが多く出れば「プレイヤー」にベットする
AとBの数を比較して、どちらが多く場に出たのかを比較し、有利なほうにベットします。
もしAのほうが多く出れば、「6」以上のカードが多いためバンカーが勝ちやすいと考えられます。そこでバンカーにベットします。逆にBのほうが多く出れば4以下のカードが多く残るので、有利となるプレイヤーにベットします。
〈プレイヤーにベットするパターン〉
プレイヤーが有利になるのは、シュー内に「4」以下のカード(1、 2、 3、 4)が多く残る場合です。特に「4」に近いカードが多く残るほどプレイヤーは有利になります。
これはプレイヤーの最初の2枚の合計数が「5」以下であれば3枚目を引くこと、そしてシュー内に4以下のカードが多くなれば3枚目は4以下となる可能性が高いため合計数は9を超えにくくなることが理由です。
そのためカウンティングによりシュー内に4以下のカードが多く残っていると判断すれば、プレイヤーにベットします。
〈バンカーにベットするパターン〉
バンカーが有利となるのはシュー内に6以上(6 7 8 9)のカードが多く残る場合です。
この場合プレイヤーの2枚の合計数が5以下である場合、3枚目を引くと合計数が10を超えて1桁目が小さくなる可能性が高まります。さらにバンカーが3枚目を引く条件となった時も、プレイヤーが引いた3枚目が6以上であればバンカーは3枚目を引かずにスタンドする可能性が高くなります。
以上の理由からシュー内に6以上のカードが増えるとバンカーにベットすれば当たりやすくなると考えられます。
バカラでカウンティングをする際の注意点
バカラでカウンティングをする際の注意点を説明します。
最初のうちは効果が小さい
シューを交換してゲームが始まったばかりの時は、シュー内のカードの偏りが少ないのでカウンティングの効果は小さい点に注意しましょう。
最初のうちはカウンティングのみを行なってゲームには参加せず、様子見をするのがよいと思います。
大きな偏りが生じたところでプレイヤーかバンカーどちらか有利なほうにベットするとよいでしょう。
ライブカジノのバカラで実行する
オンラインカジノのテーブルゲームはプログラムで動作しますが、シューという概念がありません。カードが配られる時は常に52枚の中からランダムに引かれるようになっています。
そのため、残りのカードに偏りが生じるということが発生しないので、テーブルゲームのバカラにカウンティングは通用しません。
バカラのカウンティングを検証
オンラインカジノで20回プレイしカウンティングを実践した検証結果は以下のようになります。
なお、各プレイで出たカードのスート(マーク)は省略しており、数字のみを記録しています。
- 絵札は「11」「12」「13」と表記しますが「10」として数えます。
- 4以下のカードと6以上のカードが出た割合をもとにどちらが有利なのか、そしてその予想が当たったかどうかを「◯」と「×」で表しています。
回数 | プレイヤー | バンカー | 勝利 | A : B | 有利 | 予想 |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 2 | 13 8 | バンカー | 2:1 | バンカー | ー |
2 | 6 1 | 12 12 6 | プレイヤー | 3:3 | ー | X |
3 | 9 8 | 5 8 7 | プレイヤー | 3:7 | プレイヤー | ー |
4 | 9 1 | 2 7 | バンカー | 5:9 | プレイヤー | X |
5 | 5 2 | 9 9 | バンカー | 6:11 | プレイヤー | X |
6 | 1 7 | 6 7 | プレイヤー | 7:14 | プレイヤー | ◯ |
7 | 9 12 | 1 4 | プレイヤー | 9:15 | プレイヤー | ◯ |
8 | 7 7 | 1 7 | バンカー | 10:18 | プレイヤー | X |
9 | 12 10 10 | 7 11 | バンカー | 10:19 | プレイヤー | X |
10 | 12 1 8 | 7 5 1 | プレイヤー | 12:21 | プレイヤー | ◯ |
11 | 9 10 | 13 7 | プレイヤー | 12:23 | プレイヤー | ◯ |
12 | 8 8 | 5 12 5 | プレイヤー | 12:25 | プレイヤー | ◯ |
13 | 4 2 | 5 1 | 引き分け | 15:25 | プレイヤー | ー |
14 | 7 8 | 9 12 | バンカー | 15:28 | プレイヤー | X |
15 | 10 7 | 3 5 | バンカー | 16:29 | プレイヤー | X |
16 | 2 1 12 | 10 3 5 | バンカー | 19:29 | プレイヤー | X |
17 | 3 7 | 7 2 | バンカー | 21:31 | プレイヤー | X |
18 | 13 3 7 | 3 4 | バンカー | 24:32 | プレイヤー | X |
19 | 4 12 2 | 1 1 3 | プレイヤー | 29:32 | プレイヤー | ◯ |
20 | 12 3 10 | 1 11 6 | バンカー | 31:33 | プレイヤー | X |
結果は、予想の当たりが6回、外れが11回、引き分けが1回となっています。
バカラのカウンティングは本当に効果があるのか
今回の検証結果では勝率がおよそ35パーセントという結果になりました。
勝率としては低いものですが、試行回数が十分ではないのでバカラでのカウンティングの効果がないと断定することはできません。長期的に運用するとどのような結果になるのかを試してみたいところです。
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