2020年もあと残すところ1ヶ月となりましたが、秋以降にも世界各地でブックメーカーやスポーツベットで色々な動きがありました。ブクメ関連のいくつか気になるニュースを3つピックアップしてお届けしていきます。
シーザーズ・エンターテインメントがウィリアムヒルを29億ポンドで買収
2020年9月30日、アメリカのカジノホテルチェーンであるシーザーズ・エンターテインメントが、英国最大のブックメーカー「ウィリアムヒル」を29億ポンドで買収することに合意したと発表しました。
ウィリアムヒルはイギリス国内におけるロックダウンの影響で、8月5日に119店舗を閉鎖しました。3月には株価も36.70ポンドの最安値をつけましたが、その後上昇しています。そしてこの発表がされる前の9月25日には、最高値の312.20ポンドまで上昇しました。
現在ウィリアムヒルが80%を出資し展開しているアメリカでのスポーツくじやオンラインカジノを、シーザーズ・エンターテインメントが支配下に置くことになります。その反面、イギリスをはじめ他国での事業は売却する方針です。買収完了はウィリアムヒル株主と当局の承認を条件に、2021年後半になる予定となっています。
アメリカの3州であらたにスポーツベットが合法に
11月3日、メリーランド州とルイジアナ州、サウスダコタ州でスポーツ賭博に関する選挙が行われました。そのすべてにおいてスポーツ賭博が合法となり、これでアメリカの25の州でスポーツ賭博は合法となりました。
この報道を受けて翌日の株式市場では、スポーツ賭博に関連する銘柄の株価が上昇しました。
スポーツベットに関しては州ごとに取り組みが異なります。完全なオンラインベットを提供する州もあれば、物理的な場所でのみスポーツベッティングを許可する州もあります。
ACミランがeスポーツに参戦!eスポーツベットの普及にもつながる?
イタリアのサッカークラブ「ACミラン」がeスポーツ組織QLASHと国内で提携し、eスポーツ部門においてさまざまなタイトルに参戦することになりました。今後はFIFAグローバルシリーズやFIFAクラブワールドカップ、さらにブロスタというモバイルゲームタイトルの1つにも参戦する予定です。
eスポーツベットのプラットフォームであるLuckboxのCEOクエンティン・マーティン氏は、将来のeスポーツベッティングに関する可能性についても語っています。
新型コロナウィルスの感染拡大のなかでも、eスポーツの賭け金額やデポジット額が大きく増加しているとインタビューで答えています。そしてこの流れは世界中でみられ、投資家の関心も高まっていることに言及しました。
2020年も最後までブックメーカーでスポーツベットを楽しんじゃおう!
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