新型コロナウィルスの影響により延期となった東京オリンピックは、とりあえず来年(2021年)の7月23日に開会式が行われることと決まりました。毎回オリンピックを楽しみにしている人にとっては、嬉しいニュースでしょう。
そしてスポーツの勝敗などに賭けることができるブックメーカーの「スポーツベット」でも、この発表を受けて準備を進めることになりそうです。今回はこの東京オリンピックとスポーツベットについてご紹介します。
延期となっていた東京オリンピックは来年7月21日から開催決定!
新型コロナウィルスの影響で延期となった東京オリンピックは7月17日に、来年2021年の7月21日から開催すると発表されました。開会式は7月23日に行われ、8月8日に閉会式が行われる予定です。
もともと2020年は7月24日に開会式が行われる予定でした。そして2021年は7月23日となっています。日にちがずれているのは、曜日を合わせるためです。
これはすでに販売しているチケットをそのまま使えるようにするための配慮と考えてよいでしょう。というのも、チケットを購入する人のなかには土日の休みでなければ観戦できないといった人がいるからです。
同時に33競技、339種目の競技スケジュールも決まりました。例えば、サッカーは7月21日から8月7日まで開催されます。そして、8月6日には女子表彰式、8月7日には男子表彰式が行われます。
すでにチケットを購入した人はどうなるのか気になるところですが、そのまま来年に使用できるように準備しているとのことです。スケジュールの曜日を合わせているのはそれが理由です。
ただし、大会が延期となったことにより来場が困難となる場合にはチケットの払い戻しも行われます。
東京オリンピックもブックメーカーのベット対象に
あらゆるスポーツを対象に賭けを行えるスポーツベットは、東京オリンピックも対象にしています。
東京オリンピックの楽しみ方は人それぞれ
オリンピックといえば、それぞれの競技における頂点を決めるイベントです。選手たちの熱い戦いは興奮と感動を生み出します。
やはり誰もが日本の選手の活躍に期待すると思いますし、金メダルも取って欲しいところでしょう。しかしそれとは別にどの国、どの選手が金メダルを取るのか、誰もがその予想をして議論を交わすのではないでしょうか。予想が当たり、応援する選手が見事金メダルを取ってくれると感動もひとしおですね。
仲間うちでお昼ごはんやジュースなどを賭けて盛り上がるかもしれません。一人でもどのチームが、あるいは誰が金メダルを取るのか賭けて楽しめるサービスがあります。それは「ブックメーカーを利用したスポーツベット」です。
ブックメーカーのスポーツベットで予想を楽しもう
ブックメーカーはあらゆるスポーツを対象に、「スポーツベット」ができる海外のサービスです。もちろん日本国内では金銭を賭けることは禁じられていますが、海外で合法的に運営されているブックメーカーを利用するのは違法ではありません。
たとえば今回の東京オリンピックについて、来年の7月23日あるいは7月24日(本来は2020年7月24日が開会式)に開会式が行われるか、ということでもベットを受け付けるブックメーカーがありました。この結果は来年になってからでないとわかりません。またオッズも刻々と変化しています。
主にヨーロッパで人気のブックメーカーは、日本でも利用することが可能です。また、いくつかのブックメーカーが日本語に対応しているので、登録すればすぐに楽しめます。
そして日本語に対応したブックメーカーのなかには、東京オリンピックをベット対象としているところがあるので、来年の開催に向けてチェックしてみてはいかがでしょうか。
スポーツベットの仕組みを知っておこう
ブックメーカーで提供しているスポーツベットでは、来年の開催が決まった東京オリンピックの準備も進めるものと思われます。
準備が必要というのは、それぞれの競技種目における「オッズ」を決める必要があるからです。たとえばサッカーであれば、国ごとの強さから対戦カードにおけるオッズを決めます。
オッズは、賭け金に対して当たればどの程度の払い戻しをするのかという数値です。おそらく開催予定日が決定されたことにより、ブックメーカーも優勝オッズなどを近々掲載するかもしれません。
オッズは強い選手、強いチームは小さくなります。それだけ当たっても払い戻し金は少ないということです。対戦相手が弱ければ、それだけオッズは大きくなります。ただしユーザーのベットによる人気具合によって、このオッズは刻々と変わっていきます。
東京オリンピックを賭けの対象とするブックメーカー
本来はもう開催されていたはずの東京オリンピック。その試合を対象に、ブックメーカーではスポーツベットの準備を進めていました。オッズを決めて賭けの受け付けをしていたサービスもあったことでしょう。
2020年に開催されることを前提に、東京オリンピックを賭けの対象としていたブックメーカーは以下のようにいくつかあります。
ウィリアムヒル
日本でも知名度の高いブックメーカーです。1934年に設立という長い歴史を誇っています。
bet365
約200カ国で利用される規模の大きなイギリスのブックメーカーです。2019年にはワールドカップ2019女子のベットを受け付けていました。
10ベットジャパン
ジャパンと名がついていますが、欧州のブックメーカーです。2003年に創業した10ベットが2017年に日本人ユーザーに向けて開設したスポーツベットのサービスとなります。
ほかにも多くのブックメーカーが、これから東京オリンピックの競技におけるオッズを発表することでしょう。ベット受け付けを開始したら、試しに自分の予想とおりに賭けてみるのもよいかもしれませんね。